独裁国家ロシア

ロシア

人口は日本の約1.1倍だが、GDPは日本の3分の1しかない。だが、国土は日本の約45倍もあり、軍事力は(地上部隊が主力とは言え)、アメリカに次いで世界第二位である。

石油、天然ガスが主要輸出品の、とても先進国とは言えないこの国が、軍事力を行使して暴れている。

そして、その暴挙に、アメリカを始めとする西側諸国が対応しきれないでいる。

経済制裁は中長期的には効いてくるかもしれないが、短期的には役にたたない。

つまり、ウクライナがロシアの軍門に下って、欧州の勢力図が変わってからの話になるだろう。

情けない話だが、全てがプーチンのシナリオ通りに動いているのが現実である。

軍事力がバックにある独裁国家とは恐ろしいものだ。しかも、公然と核兵器保有を脅しの材料に使っている。

何が正しいか、あるいは、正しくないかと言う議論ではない。

一人の人間=独裁者=の私利私欲、思い込みの感情(=狂気)が軍隊を動かし、隣国を侵略し、平然と世界の規律を壊す。

民主主義のブレーキが効かないのだ。

ヒットラーの再来とも言える。

一人の狂人の独裁を20年以上許してたロシアの大多数の国民、今、この国の国民は何を思い、どう感じているのだろうか。

独裁国家で難しいとは思うが、、

今、一番動かなければならないのは、ロシア国民だと思う。