地球の累計総人口に関するとりとめもない話

地球の累計総人口は1120億人だそうだ。

つまり人類が地球に誕生して以来、今までに生まれて死んでいった人の数。

人類(ホモサピエンス)の誕生は紀元前5万年ごろだというから、数字が正しければ、約5万年(+2020年?)のあいだに1120億人の人が生まれてきて、そして死んでいったということになる。

現在の世界の人口は約77億人だから単純に14.5回転分と計算して、ん?おかしい?と考えてははいけない。人口がこんなに増えてくるのはごく最近なのだ。西暦1年には人口は僅か3億人だったようだ。つまり、約2000年で3億人から77億人まで人口が増加した。

 ところで、あなたが小学校の頃から出会った人の顔を思い浮かべながら、出来るだけ名前を列挙していくと何人くらい挙げられるだろうか。500人挙げられたらすごい。

何が言いたいのかというと、今現在、自分に関わっている人、あるいは関わって来た人は非常に稀有で貴重な存在なのだということ。5万年の中で、せいぜい人の一生は100年そこそこ、その100年くらいの一瞬に同じ空気を吸っている人々、そして広い世界の中で、たまたま出会った人々。つまり1120億分の1の人生とと1120億分の1の人生の重なりの奇跡がある。つまり、人と人との縁はたいへん貴重なのだ。