ブログというものがよく解っていない。
ので、「下咽頭がん顛末記」を書き終わってから、さあ次はどうしたものかと途方にくれている。日記のようなものを書いていけばいいのかもしれないが、誰でも閲覧できるのだから、そう簡単ではない。
昔から、思うことを手帳に書き留めておくのはよくやっていたが、それは純粋に心に感じたことを書き留めておいたわけで、他人に読まれることを想定していないし、そんなものを世間に発表するわけにはいかない。
日記や思いを公にする為には、”とりつくろい” が必要だからだ。
で取り敢えず、今日は、ブログタイトルの後半の猫な日々について書こうと思う。
最初に書いたが、わが家には2匹の家猫と、毎日食事に立ち寄るノラ、そしてわが家に入りびたりの、隣の家の猫がいる。ノラ(わが家では勝手にゴンちゃんと呼んでいるが)とトラ(お隣の猫の正式名)のことはおいおい述べることにし、まずはわが家の家猫たちを紹介する。
1.チコ
チコはもともとノラ猫だったが、まだ目が見えないような赤ん坊の時に来た。初めはスポイトでミルクを与えながら懸命に育て、そしていつの間にか、もう15年以上も家にいるオス猫である。
名前を考えていた時に、ちょうど焼酎のいいちこを飲んでいたため、チコになった。
性格はやや臆病で、隣りのトラとは全く合わない。一時、トラに襲われて寝室のベッドの下に逃げ込み、何日か出てこないことがあった。ただどういうわけか、人間には、襲われたことがないからか、割と平気で、知らない来客にも近づいていく。
2.リク
リクも、元々はノラ猫だったのを引き取った家から脱走し、その後、縁あってわが家で引き取ったメスの猫である。名前は初めの家で付けられたものを引き継いで使っている。チコよりもだいぶあとに来たのだが、年齢はよくわかっていない。
性格は”我が道をいく”という感じではあるが、見知らぬ人間に対しては警戒心が非常に強く来客のチャイムの音がすると一目散に隠れて、来客がいる間は決して姿を見せない。
2匹は特に仲良しというわけではないが、ケンカをするでもなく、つかず離れずで結構うまくやっている。2匹とも三毛猫で毛色がよく似ているが、リクは長毛やや短足で、メスなのでしっぽには黒色が入っている。
2匹とも、来客さえなければ平和に過ごしている。