わが家の猫たち・その2

さて、三匹目のトラの紹介である。

トラもご多分にもれず野良の出であるが、今は隣家の所属の茶トラの雄ネコである。

生まれて1年位で我が家の近辺を縄張りとしてうろついていた子猫であった。

見た目はごく普通の茶トラだが、これがとにかく人懐っこいのである。わが家の庭とお隣の庭を行き来しているうちにすっかり両家になついてしまった。そしてお隣が自分の家に迎え入れ、首輪も名札も付けてもらっていたのだ。ところが元々お隣には家猫がいて、これと相性が悪く、あまり隣家では過ごさない。それで、自然、わが家に入りびたりになる。というかほぼ毎日、わが家から散歩に出てわが家に寝に帰ってくるのだ。そして、昼間はこの近辺の家々を渡り歩いて、その人懐こい性格から皆に可愛がられている。朝、私が50メートルほど先のゴミ捨て場に行くときは、後に先に一緒についてきて、そして一緒に戻ってくる。又、遠くから私を見つけると、一目散に駆け寄ってくる姿がとてもかわいい。

そんなトラだが、紹介する写真を選ぶのに苦労した。何故なら私といつもくっついているので、私と一緒に写っている写真ばかりなのだ。

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トラ