ガン統計

厚生省がガンに関する最新の統計データを発表した。

ブログのタイトル上、この話題を避けて通ることはできないのだが、本音を言えば、既にガンに罹ってしまった人にはあまり興味がない情報かもしれない。何故なら既にかかった人の次の関心はその当該ガンの再発の心配であり、転移の心配だからだ。

しかし、私はこの正月に、<ガンでは絶対に死なない>ということを決意した。既に顛末を述べたように、去年自分自身が下咽頭がんに罹ったことに加え、実は同じ時期に、50年来の親友の一人を大腸ガンでなくしているからである。

咽頭がんの術後の内視鏡チェックに加え、胃カメラ、大腸カメラ検査を定期的に行なうことで、口から喉、食道、胃、大腸と食物が通過するところはカバーできる。そして定期健康診断で肺のレントゲン、肝臓や前立腺、腎臓の数値のチェックなどを行うということで主だったガンは殆ど早期発見が可能だ。

つまり、私の決意は、今後ガンにかかったとしても、絶対早期のステージで発見するというものである。とにかく、早期発見でガンは治るのだということは、去年の経験が教えてくれている。

●2018年の死亡数が多い部位は順に

  1位 2位 3位 4位 5位  
男性 大腸 膵臓 肝臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸7位
女性 大腸 膵臓 乳房 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸2位、直腸10位
男女計 大腸 膵臓 肝臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位、直腸7位
元データ:人口動態統計による全国がん死亡データ(エクセルのnumberシートを参照)


●2016年の罹患数が多い部位は順に

  1位 2位 3位 4位 5位  
男性 前立腺 大腸 肝臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸5位
女性 乳房 大腸 子宮 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸2位、直腸7位
総数 大腸 乳房 前立腺 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位、直腸6位
元データ:全国がん登録による全国がん罹患データ(エクセルのnumberシートを参照)

どの部位のがん死亡が多いか

部位別がん死亡数(2018年) 男女 表画像
 
●その他の部位の死亡数(2018年)
性別 口腔・咽頭 喉頭 皮膚 膀胱 腎臓など 脳・中枢神経系 多発性骨髄腫
男性 5,398 768 813 5,796 5,992 1,532 2,114
女性 2,178 73 809 2,839 3,363 1,167 2,095
元データ:人口動態統計による全国がん死亡データ(エクセルのnumberシートを参照)